トモヤミです。


今日も今日とて仕事漬けの日々。

このまま何者にもなれずに人生が終わっていくのかと、タトゥイーンの夕日を眺めるルーク・スカイウォーカーの気持ちでブログを書いてる僕です。

もしも↑と同じような気持ちを抱えてる方にはベン・スティラー版『LIFE!』という映画をオススメします。




『LIFE!』

★★★★☆



LIFE誌 最終号の表紙を飾る紛失したネガを探す旅を描く物語です。

世界的に有名なライフ誌のネガ担当である42歳のさえない独身男ウォルターが、ライフ最終号の表紙を飾る写真のネガを紛失してしまった!

写真家の男を探してアイスランドやヒマラヤへ旅立つ。

空を飛び、海を渡り、荒野を走り、スケボーに乗り、ヒマラヤを登り、ついに写真家と出会う。

ベン・スティラー演じる主人公のウォルター、彼はぼんやりして空想の世界に浸ることがあるんですけど、この空想の世界に入るときの演出が素晴らしい。
妄想も全力で映像化しており、本筋とは関係ないバトルシーンや超展開など、かなり手をかけて映像の作り込みがされてたように思います。

父親が母親に贈ったピアノ、フィギュア、母親お手製のケーキ、バックパック、スケートボード、そして(LIFE誌のスローガンが刻印された)ショーンから贈られたサイフ。これらの小道具による伏線の張り方も心憎い。

人生には色々なことが起こるし、世界は広くて見たこともないような場所がある。言われてみれば当たり前のことなんだけど日常に追われて狭くなっていた自分の視野を気持ちの良い映像で広げてくれる作品です。

主人公の、躍動感あふれるシーンは最後まで気持ちよく観ることができます。

結局は自分への挑戦。それを、壮大な景色と合わせて表現しています。

とにかく映像がなんといっても美しいです。登場シーンは少ないですがショーンの存在も大きかったです。黒ヒョウを捉える場面のショーンペンの台詞がすごくいい。

誰もが自然とのめり込める作品になっていると思います。主人公の顔の表情や姿勢が変わっていく様、あの演技力もすごいです。
スケボーがめっさ得意で少年時代はモヒカンだったなんて面白い経験があるのに出会い系SNSのプロフィールに「大した経験がない」と言って書かなかったり、自分のことに気づいてないところが面白い。

1つの作品で好きなシーンがこんなにある作品は珍しい。

気持ち良さもあり、切なさもある。映像は、世界の広大さを美しく表現していた。

そして最後の締めくくりの25番のネガ。

主人公が沢山色んな所へ行き、非現実的な現実を映画で見せてきたというのに、25番のネガは真逆で、ありふれた現実を映し出している。

このネガがこの映画で言いたかったことだと思っています。

ネガはこれまでの彼の生活を肯定していて、当たり前の生活も含めて生きることは素晴らしいと最後に綺麗に締めくくっているのが素晴らしい。

LIFEのスローガンは心に残る。

To see the world,
things dangerous to come to,
to see behind walls,
to draw closer,
to find each other and to feel.
That is the purpose of life.

世界を見よう。
危険でも立ち向かおう。
壁の裏側をのぞこう。
もっと近づこう。互いを知ろう。
そして感じよう。
それが人生(ライフ)の目的だから。


ショーンのセリフ:本当に見たいものを見る時、カメラに邪魔されたくない。一瞬を感じるんだ。今がその瞬間だ。

いいセリフがいっぱい。音楽自体、音楽の入れ方、そしてやっぱり景色が本当に綺麗なので必見!


一歩行動を踏み出す勇気、チャレンジする大切さを、楽しく学ぶことができます

一歩踏み出すことで、平凡な男の生活が妄想を超えるようになる。

くれぐれもジェイク・ギレンホール版と間違えないようにしてください(そっちはそっちで名作!)


そして何より吹替え版は地雷なので、爆死願望者以外の方はご注意を


是非、毎日同じ日常に疑問を感じてる方は、観てみてください~。