どうも、トモヤミです。


毎日毎日、異常気象のニュースばかり。

今年は特に毎日暑いですね。

夏休みの予定は決まりましたか?

海ではしゃぐのも、山でキャンプするのももいいけど、皆さん一緒に行く友達なんていませんよね。

ええ、分かります。そんな時は家に引きこもって映画鑑賞ですね。


今回オススメしたい映画は






『ピラニア3D』

★★★★★







ストーリー設定はいたって単純。

血に飢えたピラニア軍団が、夏の海でアメリカ人達を襲撃するというもので、ビキニで陽気にふるまうギャル軍団や、そのギャル軍団を見て興奮するノリの軽い下品な男性達が、これでもかというばかりに犠牲になっていく。

ビクトリア湖の下にさらにもう一つのビクトリア湖があり、そこに凶暴なピラニア亜種が棲んでるって設定。
地震で二つの湖に通路ができ、こいつらが出てきちゃう。

て、おりしも「濡れたTシャツコンテスト」で大騒ぎのおバカな若者たちにかみつきまくっちゃう。

エロ・グロ満載と言うけれども、ここで描かれるエロは欲情するようなレベルじゃなくて、単にオッ○イが出てるだけってもの。

なんか馬鹿騒ぎだけでエロっぽくない。グロの方も、気持ち悪いというよりもコミカルな感じさえする。

ただ“痛い”描写ではなく、生々しいシーンを生々しくさせないために、ブラックジョークなのか、シニカルなコメディなのか、微妙なラインで恐怖と笑いを行き来している点も素晴らしい!

周囲の人々を犠牲にしても、一人一刻も早く逃げようとボートのスクリューに人々を巻き込んで命を奪うシーンは異様に淡々としており、ピラニア以上に人間の恐ろしさを伝えてくる。

B級映画のセオリーをきちんと押さえて、おバカでバカ騒ぎをする連中はきちんとピラニアに食われて、助かるべき人間はきちんと助かる。

ラストもセオリー通り。

この映画が映画ファンにとくにアピールできるのは見事なキャスティング。

なぜこの人が?というところには理由があるようで、なさそうで、実は考えられうるもの。

オープニングで釣りをする老人。ジョーズでもサメ狩りの一員として活躍し、未知との遭遇など、スピルバーグ監督とのコンビ作で知られ、オスカー俳優でもあるリチャード・ドレイファス。この後、彼がどう作品にかかわるのか?と思えば、タイトルロールが出る前にピラニアの餌食になってしまう!つまり『ジョーズ』を始末した名優を冒頭にピラニアの餌食にする。

主人公の母親、保安官は「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のヒロイン=エリザベス・シュー。上記では、20代彼女が、メイクで50代を演じていたりしたけれど本作はリアル50歳(笑)

魚類に精通する専門家を、あのバック・トゥ・ザ・フューチャー(BTF)のドクこと、エメット博士と同様のテンションで演じるクリストファー・ロイド。

しかしこの映画のキャスティングの飛び道具はポルノ監督を演じる、ドラッグに酒に女に、欲望の限りを追い求めるポルノ監督を演じるジェリー・オコネル。
名作『スタンド・バイ・ミー』の4人の少年の中で、もっとも冴えない太っちょバーンを演じていた彼。

それから久しく観ていなかった彼が、この映画ではすべての俳優たちを食ってしまうほどに下世話な、頭の軽い、セックスと自己顕示欲しかない男を演じている。ふと気づくのは、ふとっちょバーンが少年期にモテなかった、女性へ未消化の欲望をこの映画のキャラクター上で爆発させているようにも感じられる。

おバカな若者たちがピラニアに襲われるシーンは阿鼻叫喚と言うよりは、お祭り騒ぎ。イケイケの気分になっちゃうからあら不思議。

驚きのラストカット。これもベタベタだが実にキレが良くて笑える。

というわけで、この暑い夏、無理して外出せずに、部屋でクーラーガンガンにしてピラニア祭りするのもオススメです!