こんばんは。トモヤミです。


相変わらず暑い夜が続きますね。

涼しい部屋で引きこもってる自分を、街や海へ無理矢理連れ出してくれるような、そんなボーイッシュな女の子は皆さんお好きですよね??

高校時代にショートカットのあの子の事が好きだった。そんなあなたへ朗報!マジでピッタシな映画があるんです!







『恋しくて』

★★★★★






主役の男子学生エリック・ストルツは絵が上手いのだが、高校しか出ていない父親から大学へ行けとのプレッシャーが強い。

幼なじみで男みたいな女の子がメアリー・スチュアート・マスターソンで、親に見放されているが逞しく生きている。ショート・カットでドラムのスティックを持っているボーイッシュな女の子。
彼女はエリックが好き。でもなかなか恋心を打ち明けられないでいる。そして、恋心を隠すためにわざと男言葉で男友達に接するような態度でエリックの親友を演じている。ほんとうは純な女の子なのに。

そして、エリックが好きになる女の子、リー・トンプソンは学園の美少女アイドル。全ての男の子の羨望の的。彼女は貧しい家の出を恥じ、「自分を捨て」金持ちボンボンの浮気者の男子と付き合っている。

この3人に加え、嫌みな金持ちお坊ちゃんや一見、不良の男が絡むストーリー。彼らが大人になるためにもがき、苦しむ姿はとてもせつない。

冴えない主人公が学校の雲の上のマドンナ的存在に憧れ、彼女には金持ちのボーイフレンドが…ってこの頃の映画や漫画でよくありそうなシチュエーションで、現在の感覚ではやはり古くささは否めない。
それでもワッツ役のメアリー・S・マスターソンの演技が素晴らしいのか、ワッツに感情移入してしまい、胸が苦しくなるような、何とも言えない気持ちになる!

ベリーショートヘアーで男口調でドラム叩くし、下着は男物のトランクス。でも、キースを見つめる表情はすごく可愛い。”恋する女”の顔ってこんな顔だろうなって感じさせてくれるんです。
特に主人公がマドンナと念願のデートをして、すごくいい雰囲気になった直後、二人を待っていたワッツの表情、それを見た主人公の表情、流れるBGMは最高に切ないシーン。
エリックとリーのお互いの手をつないだ瞬間のときめき。エリックとキスの予行演習と称してキスするドキドキの瞬間。エリックとお友達になる、パンク野郎共のステキな面々。リーの「孤独が怖くて」偽りの自分を演じていたと告白する時の涙。自分にとっては全てが見せ場。当時の高橋留美子やあだち充あたりのラブコメを彷彿させてくれる。

恋するキースを応援しようと決めたワッツだが、恋しつつも彼と彼女の運転手役を買ってでるのだが、幸せそうな二人をミラー越しに見て切なくて思わず涙する姿に私も号泣‼‼

「私には何が似合う?」「僕の未来」ワッツが最後”これ欲しかったんだ..”って、キースがあげたピアスつけるシーン。キースの「将来」をかけたピアスをワッツが期待していたことがわかり、ワッツがそのピアスをつけてエンディングの曲がながれはじめた時、自分は突き抜けたものを感じた。


今まで観た映画の中でも特別な名作。何回も見直したくなる様な宝物の様な作品です!

モテなくて片思いしてる全ての人に観てもらいたい!

騙されたと思ってあなたも是非‼