こんばんは。
トモヤミです。

皆さんは周りの目を気にせずに生きてますか?

僕は気にしまくりです。気にして気を使いまくってます。

そのせいでやりたい事があるのに動き出せなかったり、言いたい事も言えなかったり。

自分でもつまんない性格だと思います。

海外の映画を観てると、日本人は特に気を使いすぎる国民性だと思わされますよね。

本当は周りの目を気にせずに、好きなように生きたい!

それは何も難しい事じゃないのかもしれません。


難しい事を考えず、素直に今を生きる。

その美しさと大切さを教えてくれる映画です。







『最強のふたり』

88点

久しぶりにオープニングで引き込まれる作品だった。

実話を元にしていて、大富豪で首から下が麻痺している初老の男が、仕事を探していたスラム街育ちの青年を介護者として雇うお話。

作りようによっては「お涙頂戴」にもなりえるが、スカッとさわやかにユーモアをちりばめての展開はとても良かった。

奥さんが亡くなり、自らはスカイダイビングの自己で麻痺になり・・・と不幸に見舞われたフィリップだが、幸い超お金持ちなので、その状況で生活する最高の環境は整っている。


一方のドリスは貧困層の青年で、失業保険目当てで介護の面接に訪れる。

普通に生活していれば交わらなかっただろう階級差があるふたり。

セレブのフィリップに臆することなく、障がいに対しての変な同情もない率直なドリスの態度に新鮮なものを感じたのか、フィリップは彼を雇い入れ、二人はお互いに友情を育んでいく。

フィリップ役のフランソワ・クリュゼ。
普通の顔はオジサンなのだが、笑った顔が何ともチャーミング。ちょっとデ・ニーロに似てるけど、笑顔の中に人柄が滲み出ていて魅力的。

ドリス役のオマール・シーもいい味が出ていて、この二人の演技だけでも一見の価値あり!


若者と老人、富裕層と貧困層、障がい者と健常者。

立場がまるで違う二人は当然価値観も違う。

老人にとっては魅力的な絵でも、若者にとってはただのシミ。

老人にとっては名曲でも、若者にとっては退屈な曲。

それでも二人は仲好く友情を育む。

老人には教養があるものの行動力はない。

若者には行動力があり教養が無い。

老人に触れることで若者は教養を身につけ、若者に触れることで「障がいがあるからといって特別扱いするな」と言いつつ「自分には障がいがある」と自分で自分を差別していた老人は活発になっていく。

物語は単純で先が読めるし、起伏も少々足りない。

しかし、それが本作は心地いい。

どうなるか分かっているからこそ楽しめて感動できる。

素晴らしい映画でした!!